バグストッパー

ZEGロックとメッシュシールフィルタ、ふたつのチカラがひとつになり、害虫侵入をストップ。

バグストッパー製品一覧

1.ZEGロック　

製品特徴

ZEGロックはワンタッチ操作でロック機能が稼働する仕組みです。ワンタッチ操作でリークの原因となるフィルタと各種取付枠・ケーシングとの隙間をなくします。

ZEGバネと連動している軸をワンタッチ操作で動かします。それぞれのZEGロック付き製品にワンタッチ操作の工夫を施しています。

軸が押されることでZEGバネが機能します。そうすることでフィルタをフランジに押しつけ隙間をなくし、リークを防ぎます。

様々な使用場所や使用条件に合わせて最適な製品をお届けします。各種サイズのバグストッパーはオーダーメイドでの製作を行います。

ワンタッチロックのため、交換作業の際にネジ等を外すなどのわずらわしい作業が要りません。スムーズに行えるため時間を短縮し交換作業の効率を高めます。

従来製品の場合

これまでは複数のネジを締めることでリークを防いでいたため、取付け・交換ともに時間がかかっていました。

ZEGロックの場合

ワンタッチでリークを防ぐZEGロックなら、カンタンに取付け・交換ができ作業時間を大きく短縮できます。

2.メッシュシールフィルタ

害虫侵入防止構造

フィルタの僅かな隙間をなくし、害虫の侵入を防ぐ。

メッシュシールフィルタ特長

• フィルタ枠とメッシュ網を特殊接着剤で全周シールし、下流側への害虫の侵入を防止します。
• ステンレスメッシュ網採用で、耐久性・メンテナンス性が向上しランニングコストを低減しました。
• 枠厚25mmに対応し、異形サイズ、連結仕様も製作可能です。

ZEGロックを装着したケーシングや取付枠と組み合わせることで圧倒的な害虫侵入防止効果を発揮します。ケーシングや取付枠に合わせたサイズで製作することが可能です。

防虫効率試験

バグストッパーの防虫効率は 99% ^※1（弊社実験値）。その方法をご紹介します。
※ハイメッシュ仕様の性能。

試験目的

防虫効率はもちろんの事、実使用環境では圧力損失も重要となる。そこで、最適なメッシュを選定するために4種類のメッシュを用いて行った。

試験方法

• ①下の写真のような試験体を準備し、日本全国に広く生息している害虫のミカンキイロアザミウマをセットした。
• ②送風機にて定格風速である2.5m/sで吸引する。
• ③虫が死滅すると思われる2.5日間放置し、試験フィルタ下流側に侵入した虫の数を計数し、防虫効率を算出する。

試験条件

風速	2.5m/s
試験体	ミカンキイロアザミウマ 25匹 防虫効率は下記式より算出した

※A：投入した虫の数（25匹）、B：下流側に抜けた虫の数

結果

弊社では防虫効率ならびに圧力損失の観点から最適なメッシュを選定し、防虫効率99％以上を実現しております。

防虫効率試験

実使用環境でもバグストッパーの防虫効率は 99% ^※2（弊社実験値）。その方法をご紹介します。
※ハイメッシュ仕様の性能。

試験目的

大小さまざまな虫が存在する実使用環境にバグストッパーを
設置して、防虫効率を確認する。

※試験場所：千葉県某所。川沿いにある建屋。
　試験期間：2017年7月21日～28日

設置場所

使用設備

①設置フィルタ	：MSMF-PS600N/SUS（120メッシュ）
②バックアップ網	：Diomesh（250メッシュ）
③換気扇	：EWF-45ETA-Q

バグストッパー設置

バグアップ網設置 ※換気扇稼働時

使用設備

• ①屋内の外気取入口（換気扇後段）にバグストッパーを設置し、バグストッパーから流出した虫を捕獲するためフィルタ後段にバックアップ網を設置。
• ②風量56m3/min（＝2.5m/s）で換気扇を稼動し屋内に外気を取り入れる。
• ③1日12時間×7日間（計84時間）換気扇を稼動させた後、流入側、流出側の虫を計数し防虫効率を算出する。

試験結果

• ①流入面
  色目で平均的な捕集数と思われる赤枠部分を100x100mmの
  サイズでカットし、虫を計数した。
  ※有効開口570x570mmに対し、3.08%に相当。
  捕獲された虫は159匹。
  この結果より流入側全体に捕集された虫の数は5162匹（＝159 / 0.0308）と推定される。
• ②流入面
  メッシュシールフィルタ下流側の枠レール部に通過した虫は確認されず、バックアップ網にある捕集物（主に砂塵）から虫を計数。確認された虫は7匹であり全て体径200μm以下であった。
• ③防虫効率
  上記より、実使用環境においても防虫効率は99％以上であることが確認できた。